セルフのガソリンスタンドで気をつけること|静電気とエンジン停止の理由

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なにから?危険物丙種全688問。教科書の順番に進めて、間違えた問題だけ解き直せます。全問無料で最後まで解けます(広告あり)。

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セルフのガソリンスタンドでは、「静電気除去シートに触れてください」「エンジンを止めてください」と案内されます。どちらも接客ではなく、ガソリンの性質から来ている決まりです。理由が分かると、なぜ省いてはいけないのかも分かります。

下の○×と解説は、学習アプリ「なにから?危険物丙種」に収録しているものです(試験には出ない「ボーナス問題」と、試験対策の問題)。このページのために書き足したものはありません。○か×を押すと、その場で答えと解説が出ます。

パチッと感じるのは数千ボルト

人体にたまった静電気の電圧は、数千ボルトに達することがある。

正解です冬にドアノブでパチッとくるとき、電圧は数千ボルトに達しているといわれます。電流がごく小さいので、人には痛みで済みます。
しかしガソリンの蒸気に火をつけるのに必要なエネルギーはごくわずかです。人が何も感じない放電でも、着火には十分なことがあります。
答えは○でした冬にドアノブでパチッとくるとき、電圧は数千ボルトに達しているといわれます。電流がごく小さいので、人には痛みで済みます。
しかしガソリンの蒸気に火をつけるのに必要なエネルギーはごくわずかです。人が何も感じない放電でも、着火には十分なことがあります。

給油中にエンジンを止める理由

給油取扱所で自動車に給油するときは、原動機を止めることが決められている。

正解ですエンジンをかけたままだと、排気管が高温になっていたり、電気系統から火花が出たりします。給油口のまわりにはガソリンの蒸気があるため、そこに点火源を置くことになります。
セルフのスタンドで「エンジンを止めてください」と案内されるのは接客ではなく、法令に基づく取扱いの基準です。
答えは○でしたエンジンをかけたままだと、排気管が高温になっていたり、電気系統から火花が出たりします。給油口のまわりにはガソリンの蒸気があるため、そこに点火源を置くことになります。
セルフのスタンドで「エンジンを止めてください」と案内されるのは接客ではなく、法令に基づく取扱いの基準です。

セルフ式は昔は禁止されていた

日本では、給油所が生まれたときからセルフ式が認められていた。

答えは×でした自分で給油できるようになったのは1998年の規制緩和からです。それまでは、危険物取扱者が給油しなければなりませんでした。
今も無人ではなく、事務所から従業員が監視し、許可のボタンを押して初めてノズルが動きます。セルフでも、必ず資格を持った誰かが見ています。
正解です自分で給油できるようになったのは1998年の規制緩和からです。それまでは、危険物取扱者が給油しなければなりませんでした。
今も無人ではなく、事務所から従業員が監視し、許可のボタンを押して初めてノズルが動きます。セルフでも、必ず資格を持った誰かが見ています。

試験ではこう問われます

同じ内容は、危険物取扱者 丙種の試験で次のような形で出題されます。

静電気は、湿度が低いほど蓄積しやすい。

正解です乾燥した環境ほど静電気は蓄積しやすくなります。
答えは○でした乾燥した環境ほど静電気は蓄積しやすくなります。

Bさんの職場では、冬になると静電気による火花が増える。これは、乾燥していると静電気が逃げにくくなるためである。

正解です空気中の水分は電気の通り道になります。湿度が低いと逃げ場がなく、発生した電荷が物や人にたまり続けます。
危険物を扱う場所で加湿が対策になるのは、このためです。
答えは○でした空気中の水分は電気の通り道になります。湿度が低いと逃げ場がなく、発生した電荷が物や人にたまり続けます。
危険物を扱う場所で加湿が対策になるのは、このためです。

静電気の火花は、人が感じない程度の小さなものであれば、可燃性蒸気に引火することはない。

答えは×でしたガソリンの蒸気に火をつけるのに必要なエネルギーはごくわずかで、人が感じない放電でも着火します。だから接地や流速の制限で、たまる前に逃がします。
正解ですガソリンの蒸気に火をつけるのに必要なエネルギーはごくわずかで、人が感じない放電でも着火します。だから接地や流速の制限で、たまる前に逃がします。

給油取扱所で自動車に給油するときは、固定給油設備を使い、自動車の原動機を止めて行う。

正解ですエンジンをかけたままだと、高温の排気管や電気系統の火花が点火源になります。給油口のまわりにはガソリンの蒸気があるので、そこへ火種を置くことになります。
「エンジンを止めてください」という案内は接客ではなく、法令に基づく取扱いの基準です。
答えは○でしたエンジンをかけたままだと、高温の排気管や電気系統の火花が点火源になります。給油口のまわりにはガソリンの蒸気があるので、そこへ火種を置くことになります。
「エンジンを止めてください」という案内は接客ではなく、法令に基づく取扱いの基準です。

危険物を取り扱う作業では、化学繊維の衣服のほうが綿の衣服より静電気がたまりにくい。

答えは×でした化学繊維は摩擦で帯電しやすく、たまった電気も逃げにくいため、綿のほうが適しています。作業服や靴に導電性のものを使う現場もあります。
人体にたまった静電気は数千ボルトに達することがあり、ガソリンの蒸気に火をつけるには十分です。
正解です化学繊維は摩擦で帯電しやすく、たまった電気も逃げにくいため、綿のほうが適しています。作業服や靴に導電性のものを使う現場もあります。
人体にたまった静電気は数千ボルトに達することがあり、ガソリンの蒸気に火をつけるには十分です。

まとめ

静電気もエンジンも、ガソリンの蒸気に火をつける「点火源」になりうる、という一点でつながっています。給油の前にシートに触れ、エンジンを止める。それだけで、その点火源を取り除けます。

こうした身近な話は、危険物丙種の勉強の中に数多く出てきます。何を勉強する資格なのかは危険物丙種は何を勉強する?に、問題は一問一答10問にまとめています。

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このページについて

給油の手順は、スタンドごとの案内表示に従ってください。

内容には万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正します。

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