「いい香り」しか言えなくても大丈夫。香りの言葉を増やす小さな遊び

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精油を試して、感想を聞かれた瞬間、少し困る。

「いい香りです」

間違いではないけれど、それ以上の言葉が出てこない。詳しい人のように「奥行きがある」「透明感がある」と表現できなくても大丈夫です。まずは、自分にわかる言葉から始めてみましょう。

最初の一言は、「好き」「苦手」「まだわからない」

香りの感想を、最初から上手に説明しようとすると、感じることより言葉探しに忙しくなります。

最初のメモは「好き」だけでも十分です。「好きだけど強い」「嫌ではないけれど部屋には使わなそう」まで書けたら、もう少し具体的になっています。

「よい香りか」を採点するのではなく、「自分はどう感じたか」を残すものだと考えましょう。

香りの専門用語を使わず、場面で書いてみる

表現に迷ったら、香りそのものを説明する代わりに、思い浮かんだ場面を書きます。

  • 果物の皮をむいた瞬間
  • 木の箱を開けたとき
  • 風が通る庭
  • お菓子を選んでいる時間

これらは香りを表す言葉の例で、特定の精油の正しい説明ではありません。ほかの人と同じ景色が浮かばなくても構いません。

自分だけが思い出せる言葉は、後から見返したときに役立ちます。

同じ香りを、別の日にも記録する

一度の感想で、その香りとの関係を決めなくても大丈夫です。

別の日に試す機会があったら、以前のメモを読む前に、もう一度書いてみます。「前は好きだったのに今日は強い」「前より柔らかく感じた」。違いが出ても、間違いではありません。

ただし、苦手な香りを繰り返し嗅いで慣れようとする必要はありません。不快なら、その日の観察はそこで終わりにします。

人と比べるときは、正解を決めない

誰かと感想を交換できるなら、お互いに書いてから見せ合うと、自分の言葉を残しやすくなります。

同じ香りから、一人は「お茶」、もう一人は「お菓子」を思い浮かべるかもしれません。その違いを楽しむだけでも、小さな遊びになります。

相手に嗅ぐことを勧める前には、香りを試してよいかを確認しましょう。参加しない選択も含めて、気楽な時間にしたいものです。

一行メモを、検定の先にも残す

香りメモには、日付、製品名、感じたことを一行だけ書いておきます。勉強中なら、原料植物や抽出部位といった事実の欄を別に作ってもよいでしょう。

知識と感想を分ければ、検定で覚える内容と、自分の好みの両方が残ります。

合格したあとに読み返すと、「こういう香りが好きだったんだ」と選び方の手がかりにもなります。香りを上手に語るためというより、自分が何を心地よいと感じるかを知るために。まず一行から始めてみてください。

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参考情報

このページについて

アロマテラピー検定は公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の検定です。このページは AEAJ の公式記事ではありません。検定制度は2026年10月19日時点の公開情報で確認しています。受験する回の受験要項と、指定の公式テキスト・訂正情報もあわせて確認してください。

香りの感じ方には個人差があります。記事中の勉強法・記録のしかた・暮らしでの楽しみ方は Souba Apps の提案で、病気の治療や特定の効果を保証するものではありません。体調に不安があるとき、妊娠中、子どもやペットのいる環境では、医師・獣医師などに相談してください。

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