ベンゾイン(レジノイド)とは?バニラを思わせる甘さと、樹脂の香り

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甘い香りを探していると、ベンゾインという少し聞き慣れない名前に出会います。バニラを思わせると説明されることがありますが、バニラの精油という意味ではありません。

さらに、検定では名前の後ろに「レジノイド」がつきます。この言葉まで含めて理解すると、原料と製法がつながります。

基本プロフィール

項目内容
対象名ベンゾイン(レジノイド)
日本語での呼び名安息香
原料植物の学名例Styrax benzoin、Styrax tonkinensis
科名エゴノキ科
抽出部位樹脂
抽出方法揮発性有機溶剤抽出法
香りの目安深みのある甘さ。バニラや温かいお菓子を連想する印象

原料植物や製品の名称には種類があります。試験の対象表記は公式テキストで確認し、市販品の表示と混同しないようにしましょう。

レジノイドは、樹脂と溶剤抽出をつなぐ言葉

樹脂などを有機溶剤で抽出して得る香りの素材を、レジノイドと呼びます。

ローズやジャスミンのアブソリュートとともに、溶剤抽出を学ぶグループへ置くと整理しやすくなります。ただし、原料は花ではなく樹脂です。

「レジノイド=原料の木の名前」「精油の高級な等級」といった覚え方はしないようにしましょう。

樹脂の三つを並べると、方法の違いが見える

素材科名抽出方法の基本整理
ベンゾイン(レジノイド)エゴノキ科溶剤抽出
フランキンセンスカンラン科水蒸気蒸留
ミルラカンラン科水蒸気蒸留

樹脂だから必ず同じ方法、とは限りません。部位と製法を別の情報として覚えることが大切です。

バニラのようでも、食品として扱わない

お菓子を思わせる香りは、自分の言葉で記録するよい手がかりです。でも、バニラエッセンスの代わりには使いません。

香りの比喩と、食品として使えるかどうかは別の話です。精油やレジノイドを、飲み物や菓子へ自己判断で加えないでください。

市販品では、濃度と基材も確認する

ベンゾインには粘性のある製品や、扱いやすいよう希釈した製品があります。名前がAbs.などで表示される商品もあり、検定の対象名と完全に同じとは限りません。

何という原料を、どんな製法で得て、何で薄めたのか。容量や値段だけでなく、その説明を読んで比較しましょう。

粘性のある素材を使えるかどうかは、芳香器によっても異なります。対応を確認せず機械へ入れないようにします。

原液塗布や飲用は避け、製品の説明に沿って楽しみます。ベンゾインは、香りの好みだけでなく、抽出物の名前や製品表示を読む目も育ててくれる素材です。

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参考情報

このページについて

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