なにから?危険物丙種全688問。教科書の順番に進めて、間違えた問題だけ解き直せます。全問無料で最後まで解けます(広告あり)。
Google Playで見る丙種で扱う油は、教科書の中だけのものではありません。車の燃料、ストーブの灯油、船や工場のボイラー、機械の潤滑油として、身のまわりで使われているものばかりです。
ここに出てくる用語と、その使われ方は、学習アプリ「なにから?危険物丙種」の「はたらく場所ずかん」に入っているものと同じです。このページのために書き足したものはありません。
覚えた言葉が、実際に動いている場所
試験に出る油を、実際に何に使われているかのほうから見た一覧です。用途が分かると、なぜその性質や引火点が問われるのかもつながります。
自動車ガソリン炭素数4〜10ほどの炭化水素の混合物(決まった式はない)
第4類(引火性液体)/第1石油類・非水溶性 引火点 −40℃以下
自動車の燃料。工業ガソリンは、ゴムや油脂の溶剤・機械部品の洗浄にも使われます。
灯油と間違えないよう、オレンジ系に着色されています。
重油炭素数の大きい炭化水素の混合物
第4類(引火性液体)/第3石油類・非水溶性 引火点 60〜150℃
ボイラー・船舶・工業炉の燃料。粘度が高く、加熱して流動性を上げてから使います。
常温では引火しませんが、加熱して使うため引火点を意識する必要があります。
灯油炭素数11〜13ほどの炭化水素の混合物
第4類(引火性液体)/第2石油類・非水溶性 引火点 40℃以上
暖房や給湯の燃料。ジェット燃料の基材や、機械部品の洗浄にも使われます。
常温では引火しませんが、布に染み込むと引火しやすくなります。
グリセリンCH₂(OH)–CH(OH)–CH₂(OH)
第4類(引火性液体)/第3石油類・水溶性 引火点 199℃
化粧品・医薬品・食品の保湿剤、不凍液。ニトログリセリンの原料でもあります。
引火点は高いのですが、水溶性なので指定数量は4,000Lです。
軽油炭素数14〜20ほどの炭化水素の混合物
第4類(引火性液体)/第2石油類・非水溶性 引火点 45℃以上
トラック・バス・船舶・建設機械などディーゼルエンジンの燃料です。
灯油と引火点が近く、見た目も似ています。取り違えを防ぐため淡黄色〜緑色に着色されています。
ギヤー油・シリンダー油炭素数の大きい炭化水素の混合物
第4類(引火性液体)/第4石油類 引火点 200℃以上250℃未満
歯車や蒸気機関のシリンダーの潤滑油です。
引火点が高いので火災の危険は低い一方、いったん燃えると消えにくい油です。
アマニ油脂肪酸とグリセリンが結びついた油(混合物)
第4類(引火性液体)/動植物油類 引火点 222℃
油性塗料・印刷インキ・リノリウム床材の原料。木工の仕上げ塗りにも使われます。
分子の中の二重結合が多く、空気中の酸素と結びつきやすい油(乾性油)です。酸化するときに熱が出るため、拭き取った布を丸めて置くと自然発火することがあります。
ヤシ油脂肪酸とグリセリンが結びついた油(混合物)
第4類(引火性液体)/動植物油類 引火点 234℃
石けん・洗剤・化粧品の原料になります。
分子の中の二重結合が少なく、酸化しにくい油(不乾性油)です。自然発火の危険はほとんどありません。
資格そのものより、中身のほうが役に立つ
「危険物丙種を持っていると評価されるか」は、勤め先や職種によって変わるので、ここでは書きません。
そのかわり確かなのは、上のような油の名前と性質が分かるようになると、目の前の容器やタンクに何が入っていて、なぜその置き方・消し方をするのかが読めるようになるということです。試験に受かるかどうかとは別に、そこは残ります。
アプリのほうには、この一覧が全8件入っています。単元を進めると1つずつ増えていく形なので、勉強したところと結びつけて読めます。
まず何を勉強するのか見てみる
試験で何を扱うのかは、危険物丙種は何を勉強する資格かに単元ごとにまとめています。問題を解いてみたい場合は危険物丙種の一問一答10問へ。
なにから?シリーズの問題ページ一覧 / シリーズの説明を読む
このページについて
試験の出題範囲は改訂されることがあります。内容には万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正します。