ジャスミン(アブソリュート)とは?お茶の香りと同じにしない花のプロフィール

← アロマテラピー検定と精油の記事一覧

香りの手帖(近日公開)アロマテラピー検定2級の○×一問一答と、精油の図鑑のアプリです。問題も図鑑も無料(広告あり)。Google Play で公開の準備をしています。

ジャスミンと聞いて、まずお茶を思い出す人もいるでしょう。ところが、検定で学ぶ精油の香りを試すと、想像より濃厚に感じるかもしれません。

ジャスミンという呼び名だけでは、原料の植物も製品の種類も一つに決まりません。花の精油を学ぶときこそ、ラベルの情報が役立ちます。

基本プロフィール

項目内容
名称ジャスミン(アブソリュート)
代表的な学名表記Jasminum grandiflorum。資料・製品にはJasminum officinaleなどの表記もある
科名モクセイ科
抽出部位花
抽出方法揮発性有機溶剤抽出法
香りの目安甘く濃厚で、存在感のある花の香り

植物名の扱いには資料による違いがあります。検定の対象表記は公式テキストで確認し、市販品はその製品の学名を読みます。

アブソリュートは、香りを取り出す方法に関わる名前

アブソリュートは、花の香りを溶剤で抽出する工程を経て得られる素材です。「最高級」を意味する商品ランクではありません。

2級で学ぶローズ(アブソリュート)と並べると、花と溶剤抽出の組み合わせを整理できます。花から得るものをすべて水蒸気蒸留と覚えないようにしましょう。

ジャスミンサンバックは、名前を省略しない

市販品にはジャスミンサンバックもあります。学名はJasminum sambacで、ジャスミンティーに関連して紹介される植物です。

「お茶と同じ香りになるはず」と予想し過ぎず、それぞれの植物と製品を分けて読みます。お茶では茶葉や製造工程なども香りに関わるため、精油単体と同じ体験になるわけではありません。

もちろん、ジャスミンの名があっても、芳香用の精油をお茶へ加えてはいけません。

希釈品の25%や10%は、使い方を読むための情報

ジャスミンの製品には、あらかじめ別の素材で薄めたものがあります。小瓶の容量や価格を比べる際は、原液相当の素材なのか、何で何%に希釈してあるのかも確認します。

希釈品だから肌へ直接使える、とも限りません。芳香用途のために調整した製品もあるので、用途は必ず販売元の説明に従います。

花の香りを、自分の好みで選ぶ

特別な日の香りとして試すのも、静かな休日に少しだけ楽しむのも一案です。強く感じやすい場合は、量を増やさず、短時間の観察から始めます。

「高価で華やかな香りだから、自分も好きなはず」と思わなくて大丈夫です。好みを知るために試すのであって、香りの評価に自分を合わせる必要はありません。

AEAJはジャスミンを皮膚刺激に注意する精油の例に挙げています。原液塗布や飲用は避け、不快なら中止します。

名前の後ろにあるアブソリュート、サンバック、希釈率。最初は細かく見える表示も、意味がわかると自分に合う製品を選ぶ助けになります。

あわせて読みたい

参考情報

このページについて

アロマテラピー検定は公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の検定です。このページは AEAJ の公式記事ではありません。検定制度は2026年10月19日時点の公開情報で確認しています。受験する回の受験要項と、指定の公式テキスト・訂正情報もあわせて確認してください。

香りの感じ方には個人差があります。記事中の勉強法・記録のしかた・暮らしでの楽しみ方は Souba Apps の提案で、病気の治療や特定の効果を保証するものではありません。体調に不安があるとき、妊娠中、子どもやペットのいる環境では、医師・獣医師などに相談してください。

内容には万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正します。

アロマテラピー検定と精油の記事一覧