ネロリ精油とは?オレンジの花から生まれる、果物とは違う香り

← アロマテラピー検定と精油の記事一覧

香りの手帖(近日公開)アロマテラピー検定2級の○×一問一答と、精油の図鑑のアプリです。問題も図鑑も無料(広告あり)。Google Play で公開の準備をしています。

オレンジの香りと聞いたら、皮をむいたときのみずみずしさを想像するでしょうか。それとも、花の香りでしょうか。

ネロリは、ビターオレンジの花から採れる精油です。果物の名前で知っている植物にも、まだ知らない香りがあると気づかせてくれます。

基本プロフィール

項目内容
精油名ネロリ
原料植物ビターオレンジ
代表的な学名表記Citrus aurantium
科名ミカン科
抽出部位花
抽出方法水蒸気蒸留法
香りの目安花の華やかさに、さわやかさや青みを感じる香り

細かな植物名や学名表記は、公式テキストと個別製品で確認しましょう。

同じ木の、違う場所へ目を向ける

ビターオレンジの花を水蒸気蒸留するとネロリ、葉や枝から得る精油はプチグレンと呼ばれます。

一本の木を思い浮かべて、花と葉のところへ名前を書き込むと、別々の単語だった精油名がつながります。プチグレンは今回の1級対象30種類には含まれませんが、部位の違いを理解する助けになります。

一方、2級で学ぶスイートオレンジを、同じ木の果皮の精油と単純にまとめないこと。原料植物が異なる点を確認してください。

ミカン科だから圧搾、とは限らない

柑橘系の精油では、果皮と圧搾法をよく学びます。その流れでネロリも同じ方法にしてしまうと、混同が起きます。

ネロリは「花・水蒸気蒸留法」。植物の科と製法を、別々の軸で整理するためのよい例です。

花から溶剤抽出したオレンジフラワーのアブソリュートもあるため、商品名に花の名前があるだけで同じ製品とは判断しないようにしましょう。

花の香りが重く感じる人にも、比較の候補に

濃厚な花の香りを想像していたら、ネロリには思った以上のさわやかさを感じるかもしれません。逆に、予想より花らしいと感じる人もいるでしょう。

イランイランやローズと別々に試せる機会があれば、甘さと青みの違いを一言ずつ残してみます。花の香りは全部同じではない、と体験から理解できます。

小さな体験からでも学べる

ネロリは高価な製品も多く、検定のためだけに急いで購入しなくても構いません。店頭で試す、少量の製品を検討する、まず植物の情報から学ぶ。予算に合った順番で進めます。

家庭では製品の説明に従った芳香浴から。花に由来していても原液を肌につけず、飲用もしません。ネロリウォーターも精油を水へ混ぜただけのものとは異なります。

柑橘の仲間を、果皮からだけでなく花からも見る。ネロリを知ると、植物と精油のつながりが一段豊かになります。

あわせて読みたい

参考情報

このページについて

アロマテラピー検定は公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の検定です。このページは AEAJ の公式記事ではありません。検定制度は2026年10月19日時点の公開情報で確認しています。受験する回の受験要項と、指定の公式テキスト・訂正情報もあわせて確認してください。

香りの感じ方には個人差があります。記事中の勉強法・記録のしかた・暮らしでの楽しみ方は Souba Apps の提案で、病気の治療や特定の効果を保証するものではありません。体調に不安があるとき、妊娠中、子どもやペットのいる環境では、医師・獣医師などに相談してください。

内容には万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正します。

アロマテラピー検定と精油の記事一覧