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名前にローザとあり、香りもローズを連想させる。それでも、パルマローザはバラの精油ではありません。
花のような香りを、植物の姿から見直すと面白い一本です。
バラ科ではなく、イネ科
代表的な学名はCymbopogon martini。葉などを原料に水蒸気蒸留する精油で、イネ科に属します。
見た目や部位では草の仲間、香りの印象では花らしさもある。この違いを一緒に知ると、「花の香り=花から採る」という思い込みがほどけます。
ゼラニウムとの比較も面白い
ゼラニウムも、バラを思わせる香りを持ちながら、ローズとは別の植物です。
三つを比べられるなら、華やかさ、青み、甘さなどをそれぞれ一言書いてみましょう。どれがローズに最も近いかを競うより、個別の好みを知る体験にします。
代用品という見方だけにしない
ローズより買いやすい製品があっても、値段だけで「同じ香りの安い版」と決めないようにしましょう。原料も成分構成も異なります。
パルマローザそのものを好きかどうか、単独で確かめてから選ぶと、その個性を見つけやすくなります。
花の気分を、性別で区切らない
甘い花のような印象を、誰が楽しんでも構いません。商品説明に女性向けの言葉があっても、自分の好みを後回しにする必要はありません。
使用は製品の説明に沿った少量の芳香浴から。化粧品に配合されていても、精油の原液を肌へ使うことは避けます。飲用もしません。
パルマローザは、香りの印象と植物の分類が別の軸だと実感できる一本です。ラベルのイネ科という文字まで含めて、その意外さを楽しんでみてください。
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