麻雀のフリテンとは?|ロンできない理由とツモ・見逃しの扱い

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表記:m=萬子、p=筒子、s=索子。

結論

フリテンとは、待ち牌が出てもロン(他の人の捨て牌で和了ること)ができない状態です。
役などの条件を満たしていれば、ツモ(自分で引いた牌で和了ること)では和了れます。
自分の捨て牌に現在の待ち牌が含まれる場合や、待ち牌を見逃した場合に起こります。
多くのルールでは、リーチ後に和了牌を見逃すと、その局が終わるまでロンできません。

自分で捨てた待ち牌があると、ほかの待ちでもロンできません

待ち牌とは、手に加わると和了の形が完成する牌です。待ちが複数ある場合、そのうちのどれかが自分の捨て牌に含まれていれば、フリテンになります。

大切なのは、捨てた牌だけが禁止になるわけではないことです。自分で捨てていない側の待ち牌でも、ロンできません。

たとえば、索子の34が残っていて、索子の2か5を待っているとします。自分が以前に索子の2を捨てていれば、索子の5が出てもロンできません。

以下は、索子の5を加えて完成形にした例です。自分の捨て牌に索子の2がある場合は、このロンが認められません。

和了牌を加える前は、索子の34が未完成の部分です。この手には、数字の2から8だけで作るタンヤオがあります。それでも、捨て牌によるフリテンならロンできません。

役があるかと、フリテンではないかは別々に確認します。点数のある手だからフリテンが解消される、ということもありません。

索子の2と5待ちで、自分の捨て牌に索子の2がある。索子の5は捨てていないので、5ならロンできる。

答えは×でした待ち牌の一方を捨てていると、もう一方でもロンできません。現在の待ち全体で判断します。
正解です待ち牌の一方を捨てていると、もう一方でもロンできません。現在の待ち全体で判断します。

テンパイする前に捨てた牌も確認します

聴牌(テンパイ)とは、あと一枚で和了の形になる状態です。捨て牌によるフリテンでは、テンパイしてから捨てた牌だけを見るわけではありません。

手がまだ整っていないときに捨てた牌でも、現在の待ち牌に含まれれば関係します。「捨てたときには待っていなかった」という理由では、対象から外れません。

自分が捨てたあと、ほかの人にポンやチーされた牌にも注意が必要です。ポンやチーは、他の人の捨て牌を使って牌のまとまりを作ることです。その牌が手元の捨て牌の列から移動しても、自分が捨てた事実は残ります。

確認するときは、今の待ちをすべて挙げてから、自分がその局で捨てた牌と照らし合わせます。見えている捨て牌の列だけでは判断できない場合は、鳴かれた牌も振り返ります。

捨て牌によるフリテンは、待ちが変わると解消する場合があります

リーチしていなければ、手を組み替えて待ちが変わることがあります。新しい待ちに、自分が捨てた牌が含まれなくなれば、捨て牌によるフリテンではなくなります。

ただし、「待ちを変えた」という事実だけでは判断できません。変わったあとの待ちにも、以前に捨てた牌が含まれているかもしれないためです。

また、次に説明する見逃しによるフリテンが残っている場合もあります。どの理由でロンできないのかを分けて見ることが大切です。

捨て牌によるフリテンは、時間がたてば自然に消えるものではありません。同じ待ちのままなら、次の自分の番になっても続きます。

リーチ前の見逃しでも、一時的にロンできなくなります

自分の捨て牌に待ち牌がなくても、他の人が捨てた待ち牌を見逃すと、一時的にフリテンになります。これを同巡内フリテンと呼びます。

たとえば、和了れる牌を見送った直後に、別の人が待ち牌を捨てた場面です。「今度は和了りたい」と思っても、その時点ではロンできません。同じ牌だけでなく、別の待ち牌でも同じです。

一般的には、自分の次のツモを経て打牌(牌を捨てること)をすると、この一時的な制限が解けます。ほかの人の鳴きで自分のツモ番が飛ばされた場合は、「席順では一周したから」と判断しないようにします。

また、形が完成する牌でも、役がないためロンできないことがあります。役が付かない側の待ち牌を見送った場合も、同巡内フリテンの対象になります。「ロンできなかったのだから、見逃しには関係しない」とは考えない点に注意が必要です。

リーチ後の見逃しは、その局が終わるまで続きます

リーチは、面前(他の人の捨て牌を鳴いていない状態)でテンパイしたときに、条件を満たして行う宣言です。

多くのルールでは、リーチ後に和了牌を見逃すと、その局が終わるまでフリテンになります。次に自分で牌を引いて捨てても、ロンできる状態には戻りません。

「見逃したのは一度だけ」「今度は別の待ち牌が出た」という場合でも同じです。リーチ前の一時的な見逃しとは、続く期間が違います。

ただし、ツモでの和了りは可能です。リーチ後に見逃したからといって、その手で和了る方法がなくなるわけではありません。リーチ後の見逃し自体を制限する場もあるため、事前の取り決めは確認しておきます。

リーチ後に和了牌を見逃した場合、多くのルールでの扱いはどれですか。

正解ですリーチ後の見逃しによるフリテンは、その局が終わるまで続きます。ツモでの和了りは可能です。
答えはその局はロンできないがツモでは和了れるでしたリーチ後の見逃しによるフリテンは、その局が終わるまで続きます。ツモでの和了りは可能です。

ツモで和了れるかは、役も含めて確認します

フリテンはロンの制限です。自分で待ち牌を引いたときは、フリテンであることだけを理由に和了りが禁止されるわけではありません。

ただし、役の必要性は変わりません。鳴いた手に役がなければ、ツモで形が完成しても和了れません。一方、面前でのツモには、門前清自摸和という役が成立します。

ロンできない場面では、まず待ち牌を確認し、次に自分の捨て牌、直前の見逃し、リーチ後の見逃しを順に確認します。ツモした場面では、それとは別に役と完成形を見ます。

よくある勘違い

自分が捨てていない牌ならロンできる

待ちの一部を捨てていれば、捨てていない側でもロンできません。

フリテンは次の番になればすべて消える

捨て牌によるものと、リーチ後の見逃しは、次の番になるだけでは解消しません。

フリテンになると和了れない

役などの条件を満たしていれば、ツモで和了れます。ロンとツモを分けて考えます。

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このページについて

一般的なリーチ麻雀を前提にしており、リーチ後の見逃しなどの取り決めには違いがあります。実際の対局では、その場のルールを確かめてください。

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