アロマテラピー検定1級の精油は全30種類。追加19種類の違いがわかる総まとめ

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2級の精油を覚えたと思ったら、1級では名前が一気に増える。一覧を見て、どこから手をつけようか迷う人もいるでしょう。

AEAJの公式情報では、1級の精油プロフィールの対象は30種類です。2級の11種類に、19種類が加わります。追加分だけ覚えればよいのではなく、2級の内容も含めて整理する必要があります。

ただ、30本を同じ形の小瓶として覚えようとすると大変です。植物のどこを使うのか、どう取り出すのか、何と混同しやすいのか。見る軸を決めると、名前の列に意味が生まれます。

1級で新たに加わる19種類

表は全体像をつかむための基礎案内です。「全草」「花・葉」「花と葉を含む地上部」など、部位の表記は資料や製品によって異なります。検定では公式テキストの表現と照らし合わせてください。

精油名科名主な抽出部位の説明代表的な抽出方法覚える入口
イランイランバンレイシ科花水蒸気蒸留法濃厚な甘さの花の香り
クラリセージシソ科花・葉を含む地上部水蒸気蒸留法料理用セージと区別する
グレープフルーツミカン科果皮圧搾法ほろ苦さを感じる柑橘
サイプレスヒノキ科葉・枝水蒸気蒸留法木の仲間でも葉と枝
サンダルウッドビャクダン科心材水蒸気蒸留法白檀・木の内側
ジャーマンカモミールキク科花水蒸気蒸留法青い精油とカマズレン
ジャスミン(アブソリュート)モクセイ科花揮発性有機溶剤抽出法ローズのアブソリュートと比較
ジュニパーベリーヒノキ科果実水蒸気蒸留法ウッディな印象でも実から採る
スイートマージョラムシソ科葉・花を含む地上部水蒸気蒸留法甘みを感じるハーブ
ネロリミカン科花水蒸気蒸留法柑橘の仲間でも花から採る
パチュリシソ科葉水蒸気蒸留法土を思わせる葉の香り
ブラックペッパーコショウ科果実水蒸気蒸留法黒胡椒・実の香り
ベチバーイネ科根水蒸気蒸留法根と重厚な香り
ベルガモットミカン科果皮圧搾法アールグレイとのつながり
ベンゾイン(レジノイド)エゴノキ科樹脂揮発性有機溶剤抽出法樹脂を溶剤抽出する
ミルラカンラン科樹脂水蒸気蒸留法没薬・フランキンセンスと比較
メリッサシソ科葉・花を含む地上部水蒸気蒸留法レモンバームの別名
レモングラスイネ科葉を含む地上部水蒸気蒸留法レモン調でも草の仲間
ローマンカモミールキク科花水蒸気蒸留法ジャーマンとは別の植物

この表に出てくる「香りの印象」と「抽出部位」は別の情報です。木や土を思わせるからといって、木材や土から採るとは限りません。

2級の11種類も、1級の対象に含まれる

精油名科名主な抽出部位の説明代表的な抽出方法
スイートオレンジミカン科果皮圧搾法
ゼラニウムフウロソウ科葉を含む地上部水蒸気蒸留法
ティートリーフトモモ科葉水蒸気蒸留法
フランキンセンスカンラン科樹脂水蒸気蒸留法
ペパーミントシソ科葉を含む地上部水蒸気蒸留法
ユーカリフトモモ科葉水蒸気蒸留法
ラベンダーシソ科花を含む地上部水蒸気蒸留法
レモンミカン科果皮圧搾法
ローズ(アブソリュート)バラ科花揮発性有機溶剤抽出法
ローズオットーバラ科花水蒸気蒸留法
ローズマリーシソ科葉を含む地上部水蒸気蒸留法

「2級で読んだから大丈夫」と思っている項目も、表を閉じて部位や方法を説明してみましょう。曖昧なところがあれば、その項目だけ戻って復習します。

抽出方法から整理する

果皮を圧搾する四つ

スイートオレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット。基本整理では、ミカン科の果皮と圧搾法を組にします。

ここでネロリを同じグループに入れないこと。ネロリはミカン科ですが、ビターオレンジの花を水蒸気蒸留する精油です。市販品には製法が異なる製品もあるため、買う際は個別表示を確認します。

溶剤抽出を学ぶ三つ

ローズ(アブソリュート)、ジャスミン(アブソリュート)、ベンゾイン(レジノイド)。前の二つは花、ベンゾインは樹脂です。

「アブソリュートとレジノイドは、上位の等級の名前」と考えず、原料と製法を示す言葉として学びましょう。

部位から整理する

樹脂を使うフランキンセンスとミルラはカンラン科。ベンゾインも樹脂ですがエゴノキ科で、抽出方法も異なります。

木に関係する精油でも、サイプレスは葉と枝、サンダルウッドは心材、ジュニパーベリーは果実。ベチバーでは根まで登場します。

植物の絵に利用する場所を書き込むと、一覧表を繰り返し読むのとは違う記憶の手がかりになります。

似た名前は、隣に置いて比べる

比較する名前違いを見る軸
ジャーマンカモミール/ローマンカモミール原料植物の学名、精油の特徴
ローズ(アブソリュート)/ローズオットー抽出方法
レモン/レモングラス/メリッサミカン科・イネ科・シソ科という植物の違い
クラリセージ/料理のセージ名前に共通部分があっても原料植物を確認
サイプレス/サンダルウッド科名と抽出部位

正確な情報は公式テキストで押さえ、自分なりの香りの感想は別欄に残します。「甘く感じた」ことから、成分や安全性を決めつけないようにしましょう。

30種類の購入を、勉強開始の条件にしない

香りを嗅いで答える香りテストは、2025年5月の第52回から出題されていません。精油の知識は引き続き必要ですが、すべての小瓶を揃えることが受験の必須条件ではありません。

まず対象の名前と部位、抽出方法を整理し、気になる香りを試せる機会に確かめる。高価な精油も、興味と予算に合わせて少しずつ学べます。

なお、1級は精油のプロフィールだけで完結する試験ではありません。メカニズム、歴史、関連法規など、出題範囲全体に目を通してください。

知識を暮らしへつなげるときは

香りを試すなら、製品や器具の説明に沿い、少量・短時間から。原液を肌につけず、飲用やうがいには使いません。肌への使用では光毒性や刺激性も個別に確認します。

妊娠中、子ども、治療中・服薬中の人などでは利用条件が異なります。必要に応じて医療機関へ相談し、ペットのいる環境では獣医師に安全性を確認してください。

30種類を覚えることは、30の効能を探すことだけではありません。植物、原料、製法、香りの違いを知り、自分や周囲に合う楽しみ方を選ぶための学びです。

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参考情報

このページについて

アロマテラピー検定は公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の検定です。このページは AEAJ の公式記事ではありません。検定制度は2026年10月19日時点の公開情報で確認しています。受験する回の受験要項と、指定の公式テキスト・訂正情報もあわせて確認してください。

香りの感じ方には個人差があります。記事中の勉強法・記録のしかた・暮らしでの楽しみ方は Souba Apps の提案で、病気の治療や特定の効果を保証するものではありません。体調に不安があるとき、妊娠中、子どもやペットのいる環境では、医師・獣医師などに相談してください。

内容には万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正します。

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